江藤 良

……ども。フツツカモノっスが、ドーゾよろしくお願いします。
あー……その、……握手とかって、してもらってもいいっスか?

回青中学校3年 Eto Tsukasa

1号棟 103号室 (同室者:三井寿)

  • 183cm / 75kg
  • シューティングガード
  • ゼッケン番号:6
  • 10月24日生まれ(15歳)

スチールグレイ(#736d71)

バスケを始めたのは小学三年生の頃、八つ歳の離れた兄の試合を会場で見たのが切っ掛けだった。名のある東京の高校でバスケ部のスタメンを張る兄の活躍が鮮烈に焼き付いて以降、兄や父に稽古をつけてもらいながら技術を磨き、遅咲きながらも天性のセンスを開花させる。特に俊敏性とシュートの精密さ、フォームの綺麗さには当初から目を瞠るものがあったという。六年生にあがると同時に神奈川へと移住することになり、強豪校と名高い回青へと通うことを決め、無名ながらも実力で這い上がり一年の冬には今の地位まで上り詰めていた。ポジションはシューティングガードを担い、得意のスリーポイントシュートで点を重ねていける他、ペネトレイションもひじょうに上手く俊敏性を生かして内側へとガンガン切り込んでいくことも出来る攻撃に優れた選手である。プレイスタイルにも現れているように好戦的な側面を秘め、バスケに触れる折こそ笑いもするものの、しかしお世辞にも愛想がいい男とはいえず、身長や不愛想も災いして不良染みた印象を与えやすい。バスケ以外には関心が薄いローテンションな男ながら、しかし礼儀はしっかりと弁えるなど、一度言葉を交わせば存外取っ付きやすい男とわかるだろう。